ハチミツを買った後、意外と余ってしまう事ありませんか?
「賞味期限過ぎちゃった」「捨てるのはもったいない」
「結晶化したけどまだ食べれるかな?」「他に使い道はないのかな?」
こんな悩みに答えます。
自己紹介

目次
ハチミツについて
まず初めに、ハチミツは、腐りません。
なぜかと言うとハチミツには強い殺菌力があるからです。水分が、ほとんどないので、細菌が繁殖出来ない状態だからです。
ただし、天然ハチミツに限るので、加工されているものは腐る可能性があります。
賞味期限については、メーカーによって異なりますが2~3年の物が多いと思いますが、適切な保存の仕方をしていれば基本的には腐ることはありません。
法律で食品には、賞味期限を付けなければいけないので付いています。
保存方法は常温で大丈夫ですが、腐らないと言ってもやはり日本の夏では暑すぎるので色が悪くなったり、風味が落ちたりします。
ハチミツの種類
・純粋ハチミツ
蜂が作ったハチミツに何も混ぜられていないもの。国産では、水分含有量が23%以下、海外産では20%以下と言う基準がある。
・精製ハチミツ
ハチミツからにおいや色を取り除き加工したもの。においや色があると清涼飲料水や食品加工には使いづらいため。
加工することによって本来の栄養素は壊れてしまい、糖分としての役割しか果たさない。
・加糖ハチミツ
ハチミツに加糖ブドウ糖液を加えたもの。ハチミツの含有量が全体の60%以上のもの。
このうち「精製ハチミツ」と「加糖ハチミツ」は「ハチミツ加工品」なので本来の栄養価が大きく失われています。
ハチミツはビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養が豊富と言われますが、純粋ハチミツを選ばないとその栄養の恩恵も受ける事が出来ません。
純粋ハチミツは2種類ある
栄養価の高いハチミツとは、花の蜜を取ってきて完熟させるまでの全てを蜂が行ったハチミツ。
それを採取したものが純粋ハチミツと呼ばれる。
中には完熟させるまで待てないとコストや大量生産を考える生産者がいて、完熟してないハチミツを人工的に加熱処理を施されたものがあり、
そうすると加熱処理により栄養素が壊れてしまいます。
「全国はちみつ公正取引協議会」の規定によると「純粋ハチミツ」の定義は、
「混ぜ物がなく、水分量が20%ほど」
これだけなので、この条件ならハチが作ろうが、人工的に作ろうが「純粋ハチミツ」と表記できてしまうので注意が必要。
「純粋ハチミツ」と「非加熱」この2つが揃って、本来の栄養が得られます。
本当の純粋ハチミツの見分け方
非加熱か加熱済か見分けるのは難しく正確な判断基準もありません。
ただ、判断基準の一つとして透明度があります。
本物のハチミツは、瓶を透かして見ると花粉などが混じっているため濁って見えます。
全てとは言いませんが、透き通ているものは、加工されている可能性があると疑った方がいいでしょう。
非加熱のハチミツは値段が高いというのも判断の1つにあります。
蜂が一生懸命、時間をかけて作ったハチミツなので値段は高くなりがちです。
45度以上になると栄養成分が壊れてしまうので、養蜂家の方も商品化する時に慎重に扱わなければなりません。
そうして作られたハチミツは、やはり高級品です。
それでも自分の目で判断するのは難しいので、信用できるお店や養蜂場で購入するのが良いと思います。
インターネットでも通信販売している養蜂場もあるので、利用してみてください。
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結晶化したハチミツはどうしたらいいの?
50度~60度のお湯で瓶ごと湯煎するとハチミツの温度は40度くらいになるので、栄養素を壊すことなくもとに戻ります。
結晶化しても問題はないので、そのままジャリジャリとした食感を味わっても面白いかもしれません。
食べる以外の利用法
シャンプー、リンス、トリートメントに混ぜる
シャンプー1プッシュに対して30%~50%のハチミツを混ぜます。
洗う時は、頭皮をマッサージするように優しく洗ってください。その後しっかりとぬるま湯ですすぎます。
ドライヤーで乾かすときは、根元からしっかり乾かすとより髪のダメージを抑えられますよ。
リンスやトリートメントに混ぜるのもOKです。その際もしっかりとぬるま湯ですすぎましょう。
髪の毛には多くのアミノ酸が必要です。なので、ハチミツの栄養素と保湿効果で髪に良いと言われています。
殺菌効果もあるので頭皮を清潔に保てますし、雑菌が匂いの原因になるで、保湿と同時に頭皮ケアができるのでいいですね。
自分でハチミツを混ぜるのは、ちょっと… 🙁 という方におすすめ↓
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顔のパック
お風呂に入っている時にオススメします。
顔にハチミツを塗り、湯船につかっている間にパックしましょう。
肌荒れ、乾燥に効くのと肌の炎症の原因になる雑菌に作用する働きをしてくれます。
ハチミツは、浸透力が高くて肌に馴染みやすい性質があるので、食べる以外で栄養素を摂取するには効果的です。
ラップに鼻と口を開けて、ハチミツを塗った顔に覆うとより効果的ですね。
リップクリーム
水や口に入っても大丈夫なオーガニックオイルなどで薄めて唇に塗ったり、ハチミツをそのまま塗っても大丈夫です。少し時間をおけば、しっとりしてきます。
注意する事
アレルギーがある方
ハチミツには花粉が入っている事があるので、植物アレルギーの方は注意が必要です。
例えば、そばアレルギーの人がそばの花から作られたハチミツを食べればアレルギー症状が出てしまいます。
購入する際にどんな花から出来ているか確認しましょう。
赤ちゃんには与えない(1歳未満)
ハチミツにはボツリヌス菌が含まれていて、腸内環境が整っていない赤ちゃんの腸内でボツリヌス菌が増え感染症にかかってしまいます。
治療によって回復はしますが、稀に死に至るケースがあるので、有名な話ですが、赤ちゃんには与えないようにしましょう。
ちなみに熱を加えてもダメです。ボツリヌス菌は簡単には死滅しないので、ハチミツ入りのお菓子も与えないように。
もし与えるなら余裕を持って、1歳半から少しずつ様子を見ながら与えてみましょう。
金属スプーン
ハチミツは金属に触れると変質してしまうので、ハニーディッパーや金属以外のスプーンを使いましょう。
まとめ
腐らないとは言え、賞味期限が切れていると抵抗を感じますよね?
なので、シャンプーに使ったり、顔パックなどで無駄なく使えます。
ミツバチが一生(1~4か月)で集めれるハチミツは、大体ティースプーン1杯分だそうです。
小さな体で一生懸命集めたハチミツを無駄にせず、すべて使い切りましょう。
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