北海道といえば、何を思い浮かべますか?
やっぱり雪まつり、ジンギスカン、そして、クラフトジンですよね!!!?
今、クラフトジンは日本全国色んな所で造られていて、それぞれ個性的なジンが誕生しています。
ということで、この記事では北海道で造られているクラフトジンを3種類、紹介します。

クラフトジンにハマっています。
目次
北海道自由ウヰスキージン「9148」シリーズ
北海道で初めて出来た蒸留所で造られたジン。
「9148」は香港インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション2018で金メダル受賞しました。
名前の由来
このジンの「9148」という名前はジョージ・オーウェルの小説[1984] の[Nineteen eighty-four]を[19]の逆[91]、[48]を[84]と逆にしたのが由来。
[1984]は、1948年にデストピア小説(ユートピアの逆の暗い社会)で自由のない管理社会を描いた小説です。
北海道自由ウヰスキー株式会社では、自由な世界、自由な発想、自由な価値観をこの[9148][Ninety-one Fourty-eight]という商品名に込め、世界が自由で、多くの人たちが幸せに酒を酌み交わせる未来に思いをはせながら[9148]を楽しんでもらいたいという想いで造られました。
自由な世界、発想、価値観と言うところが、ボタニカルとしては珍しい椎茸や切り干し大根などを入れるということやレシピを変えて色んな種類を販売するといった発想を生み出したんですかね^_^
種類
「9148」シリーズにはレシピナンバーがあります。
#0101
「9148」シリーズの定番商品。
日本の食材を使った「うまみ」を感じるジン。
度数45%
#0104
北海道の花に指定されているハマナス。この花を軸に造られたブルージン。
バタフライピーティ―も使っているのでレモンなどの酸味で色が変わります。
夏限定の商品。
#0105LAVENDER
ジュニパーベリーとラベンダーをメインに使用していて華やかな香り度数は少し高めで47%です。
#0303TRIPLE トリプルセック・ネイビーストレングス仕様
「フランクフルト・インターナショナル・トロフィー 2021」スピリッツ部門金賞受賞し
「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021」でも金賞受賞。
9148 のスタンダードレシピ「#0101」をもとに使用しているボタニカルは3 倍以上、中でもジュニパーベリーをしっかりと効かせてあるので、3 倍も辛い(辛いとは甘いの比喩的表現)ジン。
またアルコール度数を57%とインパクトがある辛口のジン。
味
レシピそれぞれ良さがありますが、ジュニパーベリーを強めの割合になっているので、パンチの強い辛口の味わい。
海外のジンに負けないドライ感がある。
うま味要素の日高昆布、干しシイタケ、切り干し大根もバランスよくあまみを感じるジンに仕上がっています。
逆に海外のジンが好きな方は日本の素材、昆布などが入っているため「ジン」にはない違和感を感じる可能性もあります。
ボタニカル
ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、シナモン、日高昆布、切干大根、干しシイタケ、レモンピール、ブル―ベリー、ラベンダー、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、ピンクペッパー
火の帆
北海道積丹町の「積丹スピリット」で生まれたクラフトジン。
道産ボタニカル素材をふんだんに使用した華やかな香りで生産量の少ない希少なジンです。
名前の由来
「KIBOU」の由来は、アイヌの人々が「森の女神」と称した「アカエゾマツ」の厳冬期の間も葉を落とさずに凛として立つその美しさは、積丹スピリットの希望の象徴から。
味
ジュニパーベリーやフレッシュなホップ香に加え、青々と爽やかなどこか懐かしいアカエゾマツの香りは、生命力に満ちた緑豊かな森林を想わせます。
度数45%
ボタニカル
醸造用アルコール
[海外産ボタニカル] ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、カシアバーク、オレンジピール、レモンピール
[積丹町産・北海道産ボタニカル] アカエゾマツ、ハーブ(7種)、エゾヤマモモ、エゾミカン、キタコブシ、オオバクロモジ、ホップ、エゾノカワラマツバ
北水鐘
北海道ならではの6種類のボタニカルを含む、11種類のボタニカルを使用した、 北海道クラフトジン「北水鐘 KITASUISHO」
名前の由来
“水鐘”という言葉には、「鐘(かね)を衝いたときの音が水面に波紋として広がっていくように、ボタニカルの香りや余韻が広がっていく」という意味を込め、北海道の水鐘=「北水鐘」と名づけられました。
味
6種類の北海道産ボタニカルと5種類の伝統的なジンのボタニカルを使用した、その味わいは、 最初に、ジュニパーベリーの特徴的な香りが広がり、その後に白糠(しらぬか)町産シソの爽やかな香りが抜けていく、香り高いクラフトジン。
透明ボトルに、粉雪が舞う北海道の大雪原に舞い降りようとしている冬の北海道を代表する鳥・タンチョウをプリントしたデザインを採用。
浸漬・蒸留から詰上げまでを旭川工場で行った、北海道にこだわったクラフトジン。
北海道の自然が育んだ6種類のボタニカル(妹背牛町産のアップルミント、むかわ町産のシーベリー、白糠町産の赤しそ、礼文島産の昆布、美瑛町産の男爵いも、北海道産の酒造好適米)と、ジンの味わいを形成するトラディショナルな5種類のボタニカルを使用し、旭川で製造から詰上げまで行いました。
デザインには雪原に優雅に降り立つ「タンチョウ」の姿を採用。釧路湿原にはタンチョウを観察するために、冬場になると世界各国から観光客がやってきます。
世界からも愛されるようにという意味も込めてデザインしました。
ボタニカル
11種類(コリアンダーシード、ジュニパーベリー、リコリスルート、アンジェリカルート、オレンジピール、妹背牛町産のアップルミント、むかわ町産のシーベリー、白糠町産の赤しそ、礼文島産の昆布、美瑛町産の男爵いも、北海道産の酒造好適米)
まとめ
北海道の食材を使ってそれぞれの個性を出している、それがクラフトジンの面白くハマってしまうところだと思います。
他の県にもたくさんクラフトジンを造っているので、興味があれば試してみてください 🙂
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
またのご来店心よりお待ちしています。